petiteparis店主 パリ郊外 せいかつレポ. 5

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4月8日(水)

外出制限4週目突入。
ジョギングという名目で出歩く人が増えすぎているということで、パリ市内では朝晩のジョギングが禁止になってしまった。(10時~19時の間はジョギング等の個人で行うスポーツも禁止)

4月13日(月)

マクロン大統領から5/11まで外出制限の措置の延長の発表がある。
欧州内の他国を見ていてそうなるだろうとは予想されていたので、「やっぱり…」という反応が多い印象。
又、5/11という一つの目標が出来た感じもある。
発表内容例:
- 制限が終了したと同時に普通の生活に戻れるわけではなく、飲食業、美術館や映画館など大勢集まる場所はまだ再開できない。
- 幼稚園、小中学校は段階的に再開する可能性もあるがその時の状態で再検討。
高校はその後も遠隔での受講となる。
- 5/11までに国民全員にマスクの配布を行う
- 5/11からは症状がある人全員がテストを行うことが出来るようになる。

4月15日(水)

外出制限5週目突入。
次女ニナの誕生日を家で出来る範囲で行う。
この日は事前に「招待状」メッセージをお友達数人に送り、テレビ電話でおしゃべり。オンラインでお絵かき大会をしたり、子ども同士で「次〇〇やろう!」と提案し合ってそれなりに楽しそうに過ごす。
ちなみに去年、ニナの誕生日当日は、ノートルダム大聖堂火災があった日で一日中フランス人が涙を流していた日。
「また今年も悲しい日だ」と朝は肩を落としていたが、笑顔で一日を終わらせることが出来たので良かった…。

又、動けるようになるまで数週間あるため、この頃から夫とエマとでペンキ塗り計画を立て始める。
我が家が今の家に越してきたのが2018年の夏で、その時は自分たちであちこちDIYをしたのだけれど、後回しにした箇所があったのでそこをやることに。
パパと一緒にDIY1をすつのが大好きなエマはやる気満々。
平日は学校の課題があるので、週末2回分をかけてやっていくらしい。

「いつかやろう」と思っていたことをやるには、打ってつけの時。

 

 

騎馬警官が家の前を通ると、蹄の音が聞こえニナは真っ先に玄関の戸を開けて手を振って見送る。これも今や日課になってきている。

 

スーパーや食品を販売するお店以外が閉まってから1ヵ月以上が経過。
地元のマルシェに出店している八百屋さんに配達を頼んだり、普段レストランに野菜を卸ている農家の方から直接購入させていただいたり、ありがたいことに季節野菜を楽しませてもらっている。

飲食業が閉まっていることに加え、この時期、農家の収穫には外国からの出稼ぎの人達も多いため人手不足で野菜をダメにしてしまう農家もあちこち出てきている。

相変わらずマスクは製造が追いつかず、医療機関でも不足。一般は購入不可能な状態が続いているが、外出制限が解かれる頃には全員の手に届くようにする予定とのこと。

 

子ども達が週1回通っている日本語教室はオンライン会議のシステムを使ってオンラインでの教室を行うことが決定。

4/28(火)

外出制限7週目突入。

フィリップ首相が5/11以降の外出制限解除についての会見を行った。

発表内容の一部としては、制限解除は「段階的」に行われ、地方ごとに条件が異なっていく。
「ウィルスと共に生きる」ことを念頭に生活していくしていくことになる。

- 5/11から幼稚園・小学校が再開可能だが市及び学校ごとの方針による
- 中学校は5/18から再開可能(市及び学校の方針による)
- 5/1以降も可能な限りのテレワーク継続を推奨
- 5/11以降も飲食業はまだ再開は不可能
- 交通機関を利用する場合は、朝と夕方のラッシュ時間は通勤、通学、その他必要なことがない限りは利用しない。(要書類)どの時間帯でもマスクは必須。マスクなしに交通機関を利用した場合は罰金。(!)

10km以下の移動については、今までのような外出申請書の記載をその都度する必要がなくなる。(100kmまでは移動可能)

 

学校はすぐに開始される感じではないので、仕事に出る必要がある家庭も両親のどちらかは引き続きテレワークを続けていくことになりそう。

 子ども達もこの生活に慣れつつも、やはり友達と会うのを楽しみにしている。
テレビ電話でおしゃべりだけでなく、画面を通して遠隔かくれんぼ(笑)を楽しんだりするようになってきた。

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